株式会社 インパル


 オゾン(OZONE)は、ギリシャ語で「臭う」という意味が語源といわれています。
独特の青臭い臭いがし、低濃度では無色ですが15%以上の高濃度では微青色をしめします。化学記号はΟ3で酸素(Ο2)の同素体(同じ一種の元素で構成されていて、構造が互いに異なる物質)です。非常に不安定な気体で酸素に戻ろうとする性質があり、極めて強い酸化力があり、これで殺菌・脱臭の作用が行われます。
 分解して酸素に戻る為、二次汚染が無いという利点がありますが、不安定な気体なのでボンベ等に保存して利用出来ません。

殺菌・脱臭・脱色等に効果絶大!!

 発生装置の利用分野は、染色工場の廃水処理、人工河川の大腸菌等の発生防止、プール水の殺菌、病院の医療器具殺菌、施設内殺菌、高速道路サービス・エリアトイレ浄化槽の脱臭、パチンコホールのニコチン臭の脱臭など、多方面にわたっております。

オゾン使用による主な効果

効果1
殺菌・脱臭
オゾンの持つ酸化力で殺菌や臭気成分を分解。いろいろな食中毒菌でもオゾンの
酸化作用で細胞膜を破壊し、殺菌が出来ます。

【空気中での殺菌力:塩素の2倍】

【水中での殺菌力:塩素の3倍】
塩素のように温度に関係なく効果を発揮します。
効果2
鮮度アップ
野菜や魚介類などの洗浄や下処理にオゾン水を使えば、長く鮮度を保てます。
効果3
除虫
オゾンは動物のフェロモンも消してしまうために交信不能となり、ゴキブリなどの害虫が寄りつかなくなる効果もあります。

保存して利用できないオゾンは、連続的に発生させる必要があります。その方法は【紫外線ランプ式】【無声放電式】
【電解式】等がありますが、一般的には経済的な無声放電式が用いられています。

無声放電式には『回転電極式型』『ガラス円筒型』『沿面型』『プレート型』等のいろいろな型があり、ガラス円筒型は超大型で主に上下水道に使用され、その他の場合は中・小型クラスの回転電極式型・沿面型・プレート型等が使用されております。

【回転電極方式】 【ガラス円筒方式】
【プレート電極方式】 【沿面放電方式】
【紫外線ランプ】 【電解方式】